2014/06/03

ヨガマット越しの対話

 ブラックマットと呼ばれるmandukaのヨガマットを持っている。スポーツ店で1,500円くらいで買えるヨガマットを基準にするとかなり高いけれど、そのぶんグリップ力もあり、どんなに汗をかいても滑らないところが気に入っている。
 はじめてヨガのレッスンに行ったのは10年前。かなり熱心にレッスンに通い、ときには自宅でも練習していた。それが、ヘルニアがひどくなってから離れざるを得なくなって、6年ほどが経つ。
 それでも、自他ともに認める極度の運動音痴の私が人と比べることなく体を動かすことができ、その上精神的にも穏やかになれるヨガは、いつか再開したいと思っていた。
 久しぶりにやったヨガは、やっぱり楽しかった。以前はできていたポーズもできなくなっているし、できなかったバランス系や逆転系のポーズはますますできなくなっているけれど、それでも呼吸に意識を集中してひとつひとつ確認しながら動いていくのは、自分自身に深く下りていくようで心地よかった。
 対話なのだな、と思う。ヨガを通して、自分の体や心と対話をする時間をつくっているのだ。
 今日体験に行ったヨガスタジオに、その場でそのまま入会してきた。これからまた、ブラックマットを担いでレッスンに通う日々が始まる。

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