2016/02/14

自分が本当にやっていることは何だろう?

前回の記事の続き。

「本業は何?」
と言われることが増えて、
そうか、私がやっていることは
他の人から見たら
まったく違うことをやっているように見えるんだ、
と気づきました。

まあ、そうかもしれないよね。
ライター業とヨガ講師が
別物に見えるのは、よくわかります。


でも、じゃあ
なぜ私が矛盾を感じずに
両方やっているかというと、

どちらも「つなぐ」ことだから。

書くことというのは、
私にとっては
テーマと読む人をつなげるための
橋渡しをする作業。

そして、言葉にならない
自分のモヤモヤした感情に
適切な表現を与えることでもあり、

語る言葉を持たない・わからない人に
「それってこういうことだよね?」と、
その言葉を手渡すことでもあります。


一方、「ヨガ」とは
もともと馬と馬車をつなぎとめておく
くびきという道具が語源になっているそう。
それが転じて、
「つなぐ」という意味になっています。

ヨガでつなげられるのは、
自分の体と心、
そして主観と客観。

ヨガでポーズができるかどうかは
あまり問題ではなく、
できると思っていたことがたしかにできる、
できると思っていたことができない(逆も然り)、
できないならその理由を認識する、
ということが
とても大切だと思っています。

それが自分自身とつながるための
第一歩だから。

私の場合、ヨガをすると
今の自分自身を客観的に見ることができるのは
そういう理由からだと思います。


表面的には
ぜんぜん違うことをしているようだけど、
「つなぐ」という意味においては、
私は同じことをやっている。
ただ、それだけなのです。


たとえ
他の人からは不思議に見えたとしても、
そこに芯が通ってさえいれば
揺らぐことはなくなる。

その「芯」が、
「自分が本当にやっていることは何だろう?」
という問いの答えなのだと思います。


あなたが、本当にやっていることは何ですか?


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