2012/09/27

あたたかい思いが満ちる場所

 青い池、美瑛の丘。MacとGmail、データベース。たくさんの時間の共有。

 富良野に来るといつも泊まる、いわゆるデザイナーズホテルがある。それほど大きくはなく、富良野にももっと豪華なホテルはあるけれど、いつ来てもとても気持ちがいいところだ。木や石をふんだんに使っている部屋。壁はコンクリートの打ちっぱなし、窓には布製のブラインド。清潔な真っ白のリネンにヤコブ・イェンセンの電話、デュラレックスのグラス、フロントでもらえるアロマオイル。わかりやすく言えばそういうことだ。
 けれど、居心地がいいのはそれだけが理由ではないのだと思う。このホテルが好きで働いているのだろうということ、向けてくれる笑顔の内側からにじみ出るもの、そういういろいろな思いが満ちているように感じられる。この、あたたかく迎えられているという雰囲気は、きっとスタッフの方がつくり出すものであって、結局は人に惹かれているのかもしれない。

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