2016/01/10

自分の未来を委ねる決め手

実に3ヶ月ぶりに、
美容院に行ってきました。

伸びきってしまって
ライオンのたてがみみたいになっていた髪も、
すっきりさっぱりです。


私は美容関係に
ひどく無頓着で来てしまって、
「ブロー?何それ」
「寝ぐせ?面倒だからそのままでいいよ」
という状態。

ただ、髪はどうしても
美容師さんの手を借りざるを得ません。
でも私の髪の毛は
多い・固い・直毛すぎるの三重苦。
美容師さんには
扱いづらいことこの上ないのです。

ひとりの美容師さんに
なかなか決められなかったけれど、
今の美容室には
通いはじめてもう7年以上になるかしら。


「この人にお願いしたい」
と思える人がいるからです。


美容院で髪型をオーダーするのは、
私にはとってもハードルが高いこと。

イメージをなんと伝えていいのかが
よくわからないからです。

段を入れるとか、レイヤーとか、
アッシュとか、シャギーとか、
今でも頭の上に「???」が浮かんじゃう。


でも担当の美容師さんは、
ズボラでめんどくさがり、
基本的に洗いっぱなしがいいと思ってる、
あんまり髪の毛に時間をかけたくない
(し、知識もスキルもない)
そういう私の性格を
よーーーく把握した上で、

私のモニョモニョしている言葉から
「こうしたいんだろうな」を汲みとって
いつでもリクエスト+αのことをしてくれます。

あんまり突拍子もないことを言ったときは
ちゃーんと止めてくれるしね!

だから安心してお願いできる。


髪の毛を触らせる人って限られてるから、
「絶対の信頼を寄せられる」って
本当にありがたいことです。

特に美容院は、
少なくともこの先1ヶ月ほどの
未来の自分の姿を決める場所。


自分の未来を委ねられるかどうかは、
やっぱり信頼関係が
いちばんのベースになるなと思います。


もしそれで
とっても残念な見た目になったとしても、
「あの人がやってこれなら
私には似合わなかったってことなんだな」
と思えるんですよね。
(ま、そんなことは絶対にないけど!)

それだけファンも多いから
「今日行きたいんです!」っていう
当日予約はほとんどできないけど、
待ってでも次に空いている日に
予約をお願いしてしまう、そんな人です。


「切りたくなったらすぐ切れないとイヤ」
と言う友達もいるけど、
私にとって大事なのはそこじゃない。


今日も
「伸びすぎちゃって重くて鬱陶しいので、
とにかく軽く短く
でも短すぎて浮かないようにしたい、
前髪は流したいけどうまく流せないし、
かといってぱっつん前髪にしたら
子どもっぽくなりそうだから
あんまりしたくないけど、
これ以上伸ばすのはくじけそうで
もうどうしたらいいのか
わかんないんです何とかしてください」
と泣きついたけど、
大変満足な仕上がりでございました♪
Oさん、いつもありがとうございます。

ちなみに、今日の+αは
カラーリングの色でした。
うん、そういえば
久しぶりにこんな色にしたかった。

いやー、プロだなあ。

プロの仕事に出合うと、
自分の背筋も伸びる気がします。
私もそんな仕事をしていきたいな、と
改めて思ったのでした。


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