2014/02/27

かた雪かんこ

 冬になって雪が積もると、歩くときにいつも「かた雪かんこ、しみ雪しんこ、かた雪かんかん、しみ雪しんしん」と頭の中で何回も唱えている。四郎とかん子と狐のように。キック、キック、トントン。キック、キック、トントン。
 冬は大好きだけれど、そろそろ春が待ち遠しくなってきた。もうすぐ、「かた雪かんこ」の季節も終わる。春になったら、買ったばかりの白いライダースジャケットを羽織って、春用のブーツの踵を鳴らして歩きたい。
 かた雪かんこ、しみ雪しんこ。

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