人にはみんなものがたりがあるのだと知ってから、
私は以前にも増して
「なんで?」
という言葉を発するようになりました。
「今日◯◯に行ってきたんだ」
「なんで?」
「この料理がおいしくてー」
「なんで?」
「今日はこの服を着るの」
「なんで?」
きっと、周りは相当迷惑していたと思います。笑
でも、「なんで?」の奥には、
必ずその人だけの理由がある。
「なんで?」を繰り返していくと、
相手も、自分では意識していなかったことに気づき、
自分が大事だと思っていることがわかる。
そんなふうに思っていました。
理由とプロセスを知れば、
自分の行動がもっと力を増す、
そう思いつづけています。
今でも、自分自身にいちばん投げかけている質問は
「なんで?」
だと断言できます。
なんで好きなの?
なんで嫌なの?
なんでやりたいの?
なんでやりたくないの?
そう考えることで、
自分の意志を確かめてきたのかもしれません。
それをはっきりと意識したのは、
大学受験のときでした。
6へ続く。
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