2015/08/30

知ってから読むとどう思う?

私が住んでいる山形県の企業で
有名なところと言えばきっと名前が挙がるであろう、天童木工

その天童木工のプロダクトのひとつとして有名な
バタフライスツールを知っていますか?

デザインはあの柳宗理さん。
こんなきっかけで、バタフライスツールが生まれたそうです。
http://shop.ydn.or.jp/kokoro/vol002/tendo_index.html

このサイトには、
「この美しく柔らかい曲線を作り出すためには、
山形にある家具メーカー、天童木工の高度な成形合板技術が不可欠でした。」
とあります。
http://www.sempre.jp/brand/butterfly-stool/

それはどういうことなのか、
上記のサイトでは説明しきれていません。

それが詳しく書いてあるのは、ここです。
http://www.tendo-mokko.co.jp/6stories/products.html

開発は1954年、発売は1956年ということですから、
成形合板という技術をいちはやく取り入れた
天童木工をしても、柳宗理のデザインを実現するのには
2年の月日が必要だったということになります。

しかも、バタフライスツールを製作するために
多額の投資もしているそう。
9ミリが定番の合板加工の世界で、
バタフライスツールは
7ミリという限界の薄さでの成形に挑んだそうです。

そして、それを
どんな人が作っているかも、
天童木工のサイトにはきちんと掲載されています。
http://www.tendo-mokko.co.jp/6stories/craftsmen.html


こういったことを知ってから、
このサイトを見てみてください。
http://www.malsyo.co.jp/tendo_T0521.html


もったいない!と思いませんか?

この説明だけでは、バタフライスツールのよさは
伝わりきらないですよね?

どんなきっかけで、
どんな思いで、
どんな人が関わっているのか、

そんなことが何も書いていない文章からは、
温度が伝わってきません。

物を「ただの物」、
サービスを「ただのサービス」
として売りたいのならば、それでもいいかもしれません。

でも、自分が関わっている商品やサービスであれば、
そしてそれがいいものであればあるほど、
気に入って買ってもらいたいですよね。

あなたの商品やサービスの紹介文は、
ただ事実を書いてしているだけの
もったいない文章になっていませんか?

その裏のストーリーを知ることで、
その商品やサービスに持つ感情が変わることを体感して、
それを自分自身に応用しましょう!

それだけで、きっと反応が変わってきますよ。

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